委員長挨拶

委 員 長 挨 拶
ホ群年会主題「収穫の主に願いなさい」
副題 協働牧会伝道によるホ群教会形成
聖句:マタイ福音書 9章 37-38節
ホーリネスの群委員長 横 山 基 生


 主にあって共に新しい年度をスタートできることを、心から感謝いたします。それぞれの教会では、その地域での協働的な教会活動を通して、この一年間豊かな祝福があったことと思います。新年度の歩みが祝福されるために、私たちはホ群年会に集まりました。プログラム一つ一つに主の臨在が豊かにあり、霊的な励ましと新しいビジョンを豊かにいただける開会礼拝・事務会・聖会やその他の集いとなることを祈り求めています。今回、日程的に3月末に行うことになり、参加への日程調整が難しかった方がおられるかもしれません。プログラムが2日間にぎっしりと詰まっていますが、主の助けをいただきつつ全うさせていただきましょう。
 協働牧会伝道によるホ群教会形成5カ年計画」を掲げて2019年度をスタートしました。協働牧会伝道の理念は、特に目新しいことではなく聖書に明確に記されています。「キリストにより、体全体は、あらゆる節々が補い合うことによってしっかり組み合わされ、結び合わされて、おのおのの部分は分に応じて働いて体を成長させ、自ら愛によって造り上げられてゆくのです。」(エフェソ4:16) それぞれの教会で既に様々なレベルで協働的な活動がなされてきていますが、より広く密な協働牧会伝道を行うことによって、弱体化の危機にあって、個々の教会が生き生きと活動し続けることへと導かれたいと願っています。
 昨年教育部によって準備された秋の信徒・教師共同セミナーにおいて、私達は協働牧会伝道のビジョンをより深く理解し受け止めることができたと思います。その流れの中で祈りのパートナー教会の組み分けができ、共に祈り合う恵みに導かれ、週報の交換等をして他の教会の存在を覚え祈る幸いを経験できたことと思います。
 昨年度代務者が立てられた教会が4つありましたが、それぞれの教会が主の恵みによって支えられ一年を終えることができました。代務者としての働きを誠実に行ってきて下さった教師の方々、またその先生方を送り出して下さった教会の信徒の皆様に、心から感謝いたします。この4つの内3つの教会には新しく教師が赴任することになりました。東京聖書学校からの新卒者がいないなかに、教団補教師試験Cコースを経て教師となされた方が2名与えられたことは、ホ群教会の持続的形成にとって大きな励ましでした。代務者イコール無牧ということで、何か消極的なイメージを強く感じてしまいます。しかし、協働牧会伝道の理念で受け止めるとき、複数の教師や信徒達がそれぞれの賜物を協働的に用いる良き機会であり、教会が豊かに成長する機会でもあると受け止めることができます。新しい年度においても代務者を中心にして複数の教師で教会形成が担われるホ群教会が複数 あります。全群で祈りつつ様々な協働的な支援をお願いいたします。
 2019年度も地震や集中豪雨・台風による災害が多く発生した年となりました。ホ群
に属する幾つかの教会やその信徒宅で大きな被害がありました。群として祈りの支援と共に具体的な財をもって協働の思いを届けることができたことは、感謝なことでした。今後災害の数が増える傾向にあることを思い、群として迅速な対応が取れるようにするため「緊急災害支援基金」を創設しました。詳しくはホ群委員会報告をご参照下さい。
 「ホ群略史Ⅱ」の発行を昨年のセミナーのときに行うことができました。当初予定より1年以上遅くなりましたが、私たちのホーリネスの群の1969年から今に至るまでの歴史をまとめていただきました。この間に分裂という大きな試練を受けつつも、私たちはホーリネス信仰に立って合同教会の形成に寄与する歩みを続けて来ることができました。歴史に学びつつ明日に向かってさらに主の恵みに生かされてホ群教会形成に励んでいきたいと願っています。主に執筆くださった吉仲將先生と歴史編纂委員の4名の先生方の御労に心から感謝いたします。プロジェクト委員会活動は閉じますが、企画として残っている「わたしたちの信仰」(仮称)の出版と、「祈りの絆カレンダー」の毎年の更新作業は、ホ群常任扱いとして引き継がれます。この委員会は2014年度年会で立ち上げられ、ホーリネスの群結成70周年(2016年)を覚えるべく様々なプロジェクトを企画実施して来て下さいました。活動を導かれた久多良木和夫先生始め他の4名の方々に心から感謝いたします。
 2020年度のホ群活動を進めるにあたり「協働牧会伝道によるホ群教会形成5カ年計画」の2年目であることを覚え、今年会の主題・聖句は、「収穫の主に願いなさい」(マタイ福音書9章37-38節)に導かれました。主は、今の時代の魂をどのように見ておられるだろうか。まさに「群衆が飼い主のいない羊のように弱り果て、打ちひしがれているのを見て、深く憐れまれ」(マタイ9:36)ていると思います。これらの魂は刈り入れを待っている。足りないのは働き手である。「だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい。」(マタイ9:38)と弟子達に語りました。まさに、日本においても、多くの魂が主の救いを待ち望んでいます。少子高齢化の波に呑まれ日本各地の諸教会は弱体化しているように見えるかもしれませんが、主は「働き手が少ない」(マタイ9:37)だけだよと語られています。直接伝道献身者がさらに多く与えられるよう祈りましょう。また個々の教会に連なる全ての者達が、収穫の働き手となることが求められています。子どもから高齢の大人の方々に至るまで、主の収穫の働き手として協働牧会伝道に意欲的に参加していただきたいと願っています。5カ年計画の2年目として「様々なレベルでの協働牧会伝道の取り組みの企画推進」を進めていきたいと考えています。具体的には、協働牧会伝道のモデル教会として酒田暁星教会を定め、豊かな成長のために積極的に関わらせていただきたいと願っています。その他の具体的なことは、ホ群活動計画案をご参照下さい。
 協働牧会伝道と言われても何ができるかよく分からない、積極的にはなれないと感じられている方々も多いかもしれません。またこのビジョンを主からのものとして受け止めて歩もうとされている方々も多くいます。教会の弱体化が現実味をもって迫ってくることを感じつつも、「刈り入れを待っている多くの魂がいること」を覚えるとき、私たちは全身全霊をもって救霊のため、教会形成のために励むことが主によって期待されています。協働牧会伝道は聖書で示されているビジョンであることを受け止めつつ、それぞれの教会が
 豊かな霊の注ぎを受け持続可能な教会形成へと導かれるために共に祈り励みましょう。この思いを胸に、この二日間主に力づけられつつ、年会の一つ一つの課題を全うさせていただきたいと願っています。